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なぜ視野が狭いのか?



異論は無い。広く深い見識と柔軟な思考、どちらも「視野の広さ」に欠かせない要素だろう。
「浅く広く」でも「深く狭く」でも見識――――物事を深く見通して本質を捉える判断力は得られない。
また思考の柔軟性が無い――――臨機応変に対応、適応できない人間を「視野が広い」とは呼べないと思う。


興味の幅が狭いから




ドキッとした。ワタリの指す「興味の幅が狭い」人間とは、まさにぼくのコトだからだ。
ぼくはとにかく何事にも無関心。TVドラマやスポーツにも興味が持てず、世の中の話題に疎い。
別に知りたいとも思わないし、むしろ誰かが作りだしたブームに振り回されるなんてバカバカしいと思ってしまう性質だ。


……ぐうの音も出ない。興味の幅が狭い、何事にも無関心な人間とはぼくそのものだ。
新しいコトを知ろうとせず拒めば見識は広がりも深まりもせず、柔軟な思考も得られない。まったく以てその通りだ。
でも、ならば興味の幅を広げるためには何をすれば良い?世の中の話題に片っ端から乗っかれば良いのか?




Twitterで「興味の幅を広げる」


Twitter。世界で最も有名で利用者が多いSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の一つ。
日本でも4500万人以上のアクティブユーザーがいるとされる。また主なユーザー層も20~40代の男女と幅広い。
また情報発信のツールとしても最大規模だろう。一般人だけでなく有名人や大企業、メディアや公的機関までが利用しているワケだし。



Twitterには独自のアルゴリズムが採用されている。
利用ユーザーがフォローするアカウントやツイートの内容を分析し、そのデータからユーザーが興味を示しやすいジャンルの情報を優先的に表示する……というモノだ。
どのジャンルの情報も万遍なく、ではなくユーザーが興味を持ちやすいツイートやニュースが集まってくる。
例えば映画が好きなユーザーには同じく映画好きのユーザーのツイートや、新作映画のニュースが優先的に表示される。
逆にいえば、自分が関心を寄せていないジャンルの話題は表示されにくい。映画に興味が無い人間の元に映画関連の情報は集まりにくい。
Twitterを使っても自分が関心を寄せる情報しか表示されないのでは「興味の幅を広げる」のは難しいのではないか?


興味の幅を広げる『ツイ→ブロ トレーニング』



- Twitterのトレンド1位を確認
- どんなツイートがあるか確認
- トレンド1位から話を展開
- 1~3をブログ記事として投稿

1.Twitterのトレンド1位を確認

Twitterトレンド。いわば「いま現在、Twitterユーザーの間で最も盛り上がっている話題」がランキング表示される機能だ。
トレンドを見れば例えばテレビ番組やスポーツの話題など、Twitterユーザーの多くが何に関心を寄せているかがわかる。
そしてTwitterの情報はリアルタイムで更新される。まさに"いま現在"の流行が確認できる、というワケだ。







2.どんなツイートがあるか確認



なるほど。例えば映画の話題で盛り上がっていたとしても、関心を寄せる部分は人によって異なるだろう。
ストーリーをメインに楽しむ人もいれば作品内の描写や演者の演技に感心する人もいるし、音楽や演出へのこだわりに感激する人だっている。
また「そのトレンドに関心を寄せるのがどんな人か?」という視点から興味の幅を広げるコトにもつながる、というワケか。

確かに。世の中には色んな人々がいて、それぞれ自分と違った視点やは異なる考え方を持っている。
中には到底受け入れ難い意見もあるだろうが、最初から拒絶してしまえば思考は硬直化して視野は狭まるだろう。
なるほど、確かにTwitterトレンドの1位に絞るコトで関心の外へ目を向ける有用なツールになり得る。



3.トレンド1位から話を展開



- 掘り下げる
- 広げる



「掘り下げる」とは、そのトレンドについてもっと情報を調べて詳しく説明するコトか。
例えばトレンドが映画のタイトルだったらその作品の概要やテーマ、出演者などもっと"深い"情報を探っていく。
そして得た情報をまとめて一つの話題にする、という理解で合っているだろうか。ブログ記事を書くなら王道だろう。
一方で「広げる」とは、そのトレンドを起点に話題を別の方向へ持って行く……みたいなモノだろう。
例えばその映画のコンセプトが『愛』だとしたら「そもそも愛とは何か?」とかを語っていく。
この方法ならトレンド自体に興味が無くても、そこから自分の関心ある分野へ話を引っ張れる。だが話を畳むのが難しそうだ。


ブログに"書く"重要性



- 情報収集が能動的になる
- 頭の中の情報が整理される
- 重要な"興味"の記録となる
確かに。単に「Twitterトレンドをチェックしろ」だけではそこまで真剣になれないだろう。
でもブログを書くとなれば「どんな情報があるか?」「話をどう展開するか?」、情報収集も能動的にならざるを得ない。
更に記事として文字に起こすには情報を整理しなくてはならない。その行為自体が「掘り下げる」あるいは「広げる」コトに繋がる。




なるほど、道理だ。見識の"広さ"は知識の多さで何とかなるだろうが、経験無くして"深さ"は得られない。
また「柔軟な思考」にも経験は不可欠だ。単に"情報"を知っているのと、"経験を通じて"知っているのでは思考の柔軟さに天と地ほどの違いがあるだろう。
確かに、この『ツイ→ブロ トレーニング』で興味は広がっても、視野も広がったコトにはならないな。






目標は「1日1記事、1年間」







