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さて。いつもの日課『興味のトレーニング』。本日の話題は?
今日のTwitterトレンド1位は……『わきまえない女』だね

 

2021/02/04Twitterトレンド

 

目次

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東京五輪の森喜朗会長が女性差別発言?

 

何ぞ?と思って探ってみたら、発端はこのニュースか
トレンド2位見る限り「また失言か…」って印象しかないね

 

 

…これ本当に差別的な意図で発言したのかな?Twitterでは批難の嵐だけど文章を読む限りではどうにも
「時間がかかる」発言が"議論が活発化する"との好ましい意味合いによるのか、"面倒だから黙ってろ"と疎みの意味合いが強いのかで趣旨が全く変わってくるな
どういう状況でどんな口ぶりで発言したのか、映像が無いと森氏の真意が掴めないよね
お、追加情報。発言の詳細が見つかった

 

 

(前略)

女性がたくさん入っている理事会が時間がかかります。(日本)ラグビー協会は(会議が)今までの倍、時間がかかる。女性が10人くらいいるのか、今は5人か。女性は優れており、競争意識が強い。誰か一人が手を挙げて言われると、自分も言わないといけないと思うんでしょうね。それでみんな発言される。

あまり言うと新聞に漏れると大変だな。また悪口を言ったと言われる。女性を増やしていく場合は、「発言の時間をある程度、規制を促しておかないと、なかなか終わらないので困る」と言っておられた。誰が言ったかは言わないけど。私どもの組織委にも女性は何人いる? 7人くらいかな。みんなわきまえておられる。みんな競技団体からのご出身、また国際的に大きな場所を踏んでおられる方々ばかりです。お話もきちっと的を射ており、欠員があればすぐ女性を選ぼうとなる。

引用:毎日新聞

 

「わきまえない女」の該当部分はここか。…ってこれ、差別発言かな?むしろ褒めてるような…
この発言だけ見れば「会議に時間がかかるのは女性の意見で議論が活気づくから」って趣旨だと思うけどね。少なくとも女性を貶める意図は見えない

 

『わきまえない女』関連ツイート

 

さてさて、どんなツイートがあるかな?
まぁほぼほぼ非難。あとは「私もわきまえない女です」ってツイートも
女性の地位向上を訴える人々に火をつける形になっちゃった感じだね。トレンドワードからしてお察しだけど

 

「わきまえる」は差別的発言

 

 

何だか「弁える」って言葉が勘違いされてる気がする。本来は「物事を区別する」「道理を心得る」って意味で、別に差別を意図した言葉じゃないでしょ?

 

わきま・える〔わきまへる〕【▽弁える/×辨える】 の解説

[動ア下一][文]わきま・ふ[ハ下二]

1 物事の違いを見分ける。弁別する。区別する。「事の善悪を―・える」「公私の別を―・えない」

2 物事の道理をよく知っている。心得ている。「礼儀を―・える」「場所柄を―・えない振る舞い」

引用:goo辞書

 

この件にいえば森会長は差別的どころか理性的だと思うけどな。「女性理事たちの発言は"出身や活躍の立場を"弁えたモノだ」って文脈だろうし
…このツイートに限らず「#わきまえない女」のハッシュタグで発言してる方は頭に血が上ってる気がする

 

私たちはわきまえない

 

 

「黙らない」のと「弁えない」のは全く別だと思うんだよなぁ。意見を言わず黙ってるのは「弁える」ではないし
女性が声を上げる気運自体は望ましいんだけど、女性参政権のキッカケには堺利彦幸徳秋水などの男性もいたんだよなぁ…

 

いいかげん…

 

 

確かに、政治や企業でよく耳にする「女性を◯人増やします」発言には「都合のいい女性を増やしたい」思惑が透けて見える気はするかも
あーいうのは「能力や資質はどーでもいいです」って開き直ってるように見えるのかもね

 

森会長がトップという問題点…

 

 

今回の発言はともかく、森会長には過去にも色々失言が多いからね。ここまでフルボッコなのになんで交代させないんだろう
むしろワザとだったりして。日本的組織の問題点を炙り出すために森会長は憎まれ役を買って出て失言連発してる可能性…
まさかの森喜朗有能説

 

「男女平等」って何だろう?

 

さぁて、何か『興味のタネ』は見つかったかな?
"男女平等"に興味を持ったかな
ほう。それは何故?
今回のトレンド探っている中で、男女平等を訴えるツイートが散見されたから

 

男女平等は"性差"をどう乗り越えるの?

 

「男女格差を無くせ」「ジェンダーレス社会を目指そう」。昨今よく聞かれる話だが、正直ぼくは首を傾げる。

そもそも男女には性差がある。最たる例は生殖機能、身体機能や脳の性質だって異なる。

そんな存在を全く同じに扱うなんて不可能ではないだろうか。もちろん性差で優劣を決めたり不当に差別するのは論外だが。

 

性差(せいさ)とは、雌雄の動物(ヒトにおける男性と女性)の性別的な差異の事である。第一次性徴および第二次性徴といった生物学的な違いのみでなく、職業適性・価値志向の違い等、社会的・心理的な差異(これを第三次性徴と呼ぶ考えもある)を指す。 「生物学的」「心理的」「社会的」に大別出来る。

この項で扱う内容は、主にヒトについて「一般的に男女の差異と考えられている性差」を説明する。ただし、正確性の判断には慎重さが要される。また、違いがあることを根拠に、雌雄の間に優劣を決めることは困難だという点に注意が必要である。

引用:Wikipedia

 

男女で違いがあるのは事実なんだから、その違いを尊重した上でお互いに不足を埋め合う方が理に適っていると思うんだけど
でもその「男女の違い」は男性社会の観点から決められたモノで、性差別が前提にあるって言い分も一理あるとは思うよ

 

本当に"女性は不利"なのか?

 

でも、少なくとも日本では女性の方が有利な場面だってあると思うんだよ

 

今までの日本が男性社会なのはその通りだと思う。ぼくだって男であるコトで優位だった場面は何度もあった。

同時に女性が羨ましいと思った場面だってあった。ぼくは職を転々としてきたが、就職活動の中では「男だから」という点で断られたコトも。

例えば経理や受付といった職種を希望したとき「男性の採用は考えていない」と言われた。キャンペーンスタッフに応募したときは「男性は裏方と決まっている」と断られた。

それはその企業の姿勢、と言われたらそれまでだが「女性が羨ましい」とぼくが思ったのは紛れもない事実だ。

 

本当に男女平等を目指すなら女性だけでなく、男性の不利にも言及しないと不公平だと思う
そうだねぇ。男性の看護師や保育士も増えてきてるけど未だに「女性の仕事」ってイメージが強いし「男は力があるから頼りになる」って感覚も穿っていえば男女差別かもね

 

男女平等という"理想"と"現実"

 

それに「日本は男女格差が世界でも著しい」って聞くけど、日本にいると"男女平等な国"ってのがどんな感じなのかイメージがつかないんだけど

 

日本では女性が優遇されている場面も多く目につく。例えば『レディース○○』といったサービスや『女性専用○○』といった施設など。

他にもトイレの清掃員さん。女性の清掃員さんが男子トイレに入るのは珍しくないが逆、男性の清掃員さんが女子トイレに入ったら犯罪者扱いされるだろう。

このように日本では「男女平等」と言いつつも、どんどん男女で扱いを分けているように思える。これではジェンダーレスどころかますます隔たりが広がるのではないだろうか。

こういった事情、男女平等ランキングで上位にランクインされている国々ではどうなのだろうか。同じようにあるのか、全く無いのか。

 

例えばトイレ事情なんかだと、ジェンダーレス化が進んでいる国ほど性別を分けてないよ

 

男女平等のトイレ

出典:Norr

 

例えば男女平等ランキング世界4位(2020年時点)であるスウェーデンのトイレ。ご覧の通り男女兼用だ
……男女で分かれてないのか。確かに男女で同じ設備を使うのが最も"男女平等"を体現化してるとは思うけど…日本の女性からしたら「あり得ない」だろうね
少なくとも個室の数や機能性で女性トイレを優遇しようとする日本とは真逆だね。他にもアメリカの軍人は女性でも男女共用のシャワールームを使ったりするし
少なくとも施設に関しちゃ男女平等ランキング上位の国々ほど"男女で分けない"のがスタンダードになってる。これから男女平等がこういう方向へ進んだら「女性の権利向上」を叫ぶ人々は卒倒するんじゃないかな
……そういう現実を知ると日本は「男女平等」「ジェンダーレス」に幻想を抱きすぎじゃないか、って思うな
Twitter界隈で女性の権利を訴えてる面々の思い描く「男女平等の世界」をそのまま実現したらこんな感じになりそうだけどね

 

 

そういや男女平等ランキング世界一はどこなの?
アイスランド。11年連続で世界一だね
「男女平等世界一」がどんな国なのか、興味あるなぁ。情報だけでなく肌で感じたいし、コロナが終息したら行ってみたいな
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