この記事は約 4 分で読めます

本当の自分を探す方法はたった1つ、「人と会う」ことでしか見つからない

 

 

『本当の自分』を見つけるためには?

 

『自分探しの方法』には何があるでしょうか?

旅行に出かける?心理テストやセミナーを受けてみる?

探せば色んな選択肢が見つかるでしょう。

 

しかし。

ボクの経験上『自分』が見つかる方法はたった1つしかありません。

人と会い続けること」です。

 

 

人間関係を拒み続けた末路は…

 

ボクは元々引きこもり気質でした。

一人の方が落ち着くため積極的に人と関わろうとしませんでした。

 

その一方で常に『自分らしさ』を追い求めていました

「ボクが本当にやりたいことは何なのか?」

「ボクはどう生きて、あるべきなのか?」

 

そんな当時のボクを今のボクが評するならば。

『腐ったエゴの塊』です。

 

 

腐った『エゴの肥満児』

 

エゴとは「自我」「利己」などと訳されます。

そして腐ったとは「人間として腐っている」という意味。

 

当時のボクは自己啓発やスピリチュアルの書籍を読み漁っていました。

そして生まれたのは知識だけで世の中を知った気でいる頭でっかち。

それでいて何か行動を起こすような度胸はない『口だけ男』でした。

 

今となっては語るのも苦々しいのですが、

当時のボクは自己肯定の術にも長けていました。

 

「ボクは大器晩成だから」

「評価されないのは凡人には理解ができないから」

 

どこかで聞いたような自己弁護のセリフ。

それどころか本気でそう思い込んでいたように感じます。

 

「ボクはこれでいいんだ」

「これが『自分らしさ』なんだ」

「ありのままでいい」

 

もはや自己正当化の権化。

ますますエゴ(自我)は肥大化していき、

いつからかボクは独善的で傲慢な『エゴの肥満児』となりました。

 

 

自分がデブだと気付く瞬間とは

 

人が自分の肥満に気付く瞬間はいつでしょうか。

 

それは”鏡を見たとき”。

大抵は鏡を見て「あれ?最近ふっくらしてきた?」と気付きます。

 

『エゴの肥満』も同じ。

エゴの肥大化に気付く鏡が必要です。

 

では『エゴの肥満』に気付く鏡はどこにあるのか?

それは「他人」です。

 

 

鏡越しでしか自分を見れない

 

鏡の法則』というモノがあります。

 

ザックリ説明すると、

人は「自分の内面に存在する要素でしか他人を判断できない」というモノ。

 

例えば「細やかな気遣いができる人」がいたとします。

と同時にそれはあなたにも細やかな配慮をできる素質があるということ。

ガサツな人間なら「細かい気遣い」にそもそも気付けないですからね。

 

他人の美点に気付けたならそれはあなたにも存在する長所。

そして他人のイヤな部分が見えたならその要素は、

あなた自身も潜在的に持っている短所だということです。

 

『エゴの肥満児』だった当時のボクは、

人の欠点やイヤな部分ばかりよく見える人間でした。

と同時に自分がどれだけイヤな人間か気付くキッカケにもなりました。

 

「自分らしさ」「本当の自分」などと思い込んではいても、

実際の自分を見るには”他人”という鏡を見るしかありません。

『本当の自分』を見つけたいからこそ積極的に他人と関わるべきです。

 

 

『嫌われる勇気』の先にあるもの

 

『嫌われる勇気』という書籍があります。

ここで紹介される「アドラー心理学」によれば、

「人間のあらゆる悩みは対人関係に起因する」とされます。

 

他人と比べるから優劣を感じて悩む。

自分と他人と比較しなければあらゆる悩みがなくなる。

本書ではこのように結論付けています。

 

ですがボクはまったく逆の考えです。

他人と比較し続けてこそ本当の自分が見えてくる」。

 

そもそも論になりますが、

世界に自分しかいなければ「自分」は存在しません。

「他人」がいてこそ「自分」を認識できるようになります。

 

『本当の自分』も同じです。

他人と比較してこそ自分との違いが見えてくる。

そしてたくさんの違う部分を認識できて『自分らしさ』が顕(あらわ)れてきます。

 

 

人付き合いを避けて『自分らしさ』は見えない

 

『自分らしさ』を見つけるにはたくさんの”違い”を集める必要があります。

そのためにはたくさんの人間に会う必要があります。

 

たとえば自分が『男』だったとして。

生まれて初めて『女』に会ったとしても、

そこから認識する違いは『性別』だけでしょう。

 

しかしそこから別の男に会って『身長が高い』、

また別の女に会って『最初に会った女より髪が長い』。

「喋り方が違う」「好みが違う」「考え方が違う」…。

 

そうやって色んな違いが見えてこそ『自分らしさ』も見えてきます。

1つ2つの違いだけで『自分らしさ』はわかりません。

 

人付き合いを避けて『本当の自分』は見えてきません。

『本当の自分』を見つけるには色んな違いを認識する必要があります。

そのためにはたくさんの人に会い続けるしかないのです。